中國新聞社の報道によると、天津市の南開大學と日本のソラン株式會社(本社東京)とデジタルハリウッド株式會社(同)は15日、デジタルメディアの人材育成と技術研究開発での協力に関する契約書に調印した。
合意によると、ソラン社は1億5千萬円を出資し、「南開大學ソランデジタルメディア學院」の建設を支援する。また3者が共同出資し、「天津ソランデジタルメディア有限公司」を設立する。
今回の中日協力は、日本の先進的なデジタルメディア技術とその人材育成システムを中國へ導入し、南開大を基地として、中國の特色あるデジタルメディアの高級人材の育成システムを作りあげる。また、デジタルメディア技術の研究開発と生産を展開。これらによって、中國のデジタルメディア教育と産業の発展促進が期待される。
今回の協力プロジェクトは既に、天津市の「2006年ソフト産業発展計畫」に組み込まれており、天津市科學委員會と天津市ハイテク産業パークの強力な支持を受けている。南開大學ソランデジタルメディア學院は06年9月に正式に開校する。4年制大學のほか、大學院(修士課程)も設置する予定。
「人民網日本語版」 2006年2月16日